愛染まつり（2019年の様子）

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大阪三大夏祭り「愛染まつり」、今年はオンラインで開催

　四天王寺の支院「愛染堂勝鬘院」（大阪市天王寺区）で毎年6月30日～7月2日に開かれる恒例夏祭り「愛染まつり」が、今年は新型コロナウイルス感染症の対策でオンライン開催すると発表された。

　「愛染まつり」は天神祭、住吉夏祭りと並ぶ大阪三大夏祭りの一つといわれる。縁結びと商売繁盛のご利益に篤い本尊・愛染明王の特別ご開帳（お披露目）が行われるほか、初日には四天王寺僧侶による疫病退散を祈願する「夏越しの祓え大法要」が勤修される。以前は公募で選ばれた愛染娘らによる宝恵駕籠パレードや夜店などが行われていたが、2018年から近隣住民に配慮して規模を縮小していた。

　オンライン愛染まつりは、金堂ご本尊愛染明王と重要文化財多宝塔の大日大勝金剛尊のご開帳、四天王寺僧侶による疫病退散・厄除開運を祈る夏越しの大祓え大法要、真言宗青年僧侶による大護摩法要など、毎年恒例の仏事は全てインターネットを通じてライブ配信する予定。そのほか、天王寺区のマスコットキャラクター「ももてんちゃん」、2人組アイドルユニット「963」、イラストレーターよねはらうさこさんが、それぞれオンライン愛染娘として登場する。

　今回の「愛染まつり」オンライン開催に向けて、クラウドファンディング「CAMPFIRE」で支援を募っている。

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